★50歳のジェニファーロペスの姿に衝撃を受けたももこ(45)が「私も50歳までにジェニファーロペスになる!」という無謀な目標を掲げ、これから5年間走り抜くことを誓ったブログです。若々しい美しさを手に入れるために「美容と健康」をがんばります★
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こんな韓国の白肌になりたくなって、ネットを調べると、グルタチオン点滴がひとつ可能性として浮かび上がってきました。
けど、これ本当に効くのかな?どうなの?
ということで、私なりに調べた内容をシェアします!
検討中の方、よかったら参考にしてね★
グルタチオンとは
グルタチオンはからだの中のほとんどの細胞に存在し、肝臓やほかの細胞でつくられる3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)から成るトリペプチドです。グルタチオンはからだのサビ取り(抗酸化)に働くため、アンチエイジング(老化防止)効果、またグルタチオン抱合による有害金属や毒素の排出も注目されています。
抗加齢と美白のためには早い効果が期待できる注射療法がお勧めです。
美白効果があるその理由
●活性酸素は皮膚内の中性脂肪を過酸化脂質に変えますが過酸化脂質にたまったメラニンは排出されません。グルタチオンは強力な抗酸化作用で過酸化脂質を還元させ、メラニンの生成・定着をブロックします。
●クリアな白目になりたい方
●口腔粘膜の炎症が気になる方
●角膜損傷治癒にも
体調が整うその理由
●肝臓で解毒機能を受け持つ化学物質汚染の排出
●添加物や有害金属の排出
●口腔粘膜の炎症
●角膜損傷治癒
参照:青山エルクリニック
グルタチオンの効能
- 美白効果
- シミ・くすみ・色素沈着
- 美肌効果
- 肌荒れ、皮膚炎
- 疲労回復
- 慢性疲労、ストレス過多な方
- 解毒作用
- 有害物質を細胞外に排出して、細胞を解毒
- 肝機能改善
- アルコールや肝炎ウイルスによる慢性疾患
- 自己免疫力の安定化
- 気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、各種アレルギー、湿疹・蕁麻疹
- パーキンソン病
- 手足の振戦、筋硬直、動作緩慢、姿勢異常、歩行障害、うつ症状の改善
- 多発性硬化症
- 神経症状の緩和
- 線維性筋痛症
- 疼痛の緩和
- 抗ガン剤・放射線治療における副作用の改善
高濃度グルタチオン点滴の頻度
・週1~2ペースで通わなくてはいけない
少なくとも最初の5~10回は最低週1で、そのあとは最低でも月1で通うべき 。
・白玉点滴の持続期間は約3日(しかない!)
・白玉点滴は点滴なので、まず成分が血管に行き渡る。 そもそも白玉点滴自体、美白目的ではなく肝機能の改善などで始まった療法らしいので、美白になることを第一に作られていません。 肌まで届くのは結構時間かかるので、長い目で見ることが大事。
・国内製には保存剤が使われているので注意
高濃度グルタチオン点滴の料金
私の近くのクリニックでは安いところはこんな感じでした。 参考までに☆
600mg 4,980 円(税込)
1200mg 8,900 円(税込)
600mg 6,600円(税込)
2000mg 11,000円(税込)
グルタチオン2,000mg+高濃度ビタミンC 25g 16,500円(税込)
<近所のクリニック>
400mg 5,000円
600mg 5,500円
800mg 6,000円
1000mg 6,500円
1200-1600mg 7,000円
グルタチオン点滴の反対意見
ここまで主にクリニックの情報をまとめてきました。火の打ちどころのない成分で打たない理由は費用面くらいかなという印象です。
でも、ここまで美味しい話だとなんだか胡散臭くも感じてくるのは私だけでしょうか...。
グルタチオン反対!グルタチオンなんて嘘!そんな意見も集めてみて、客観的に判断したいと思います!
反対意見①
やさしい皮膚科医さんのご意見がとても参考になりました。以下twitterから。
やさしい皮膚科医さんの成分の減価率についてのnoteも参考になります☆
反対意見②
サイゾーウーマンさんの記事がとても参考になりました。
以下、気になる箇所を抜粋させていただきました。
注射によるグルタチオンの美白効果についての証拠はほとんどありません。逆に、効果の乏しさと危険性について、複数の専門家から注意喚起がなされています。臨床医の間でトップレベルに評価されているイギリスの医学雑誌「BMJ」で、ある皮膚科医が「非倫理的(Unethical)」と強く批判していたことも。色素異常症などの病理研究に携わる中、効果のほどがわからない美白目的でのグルタチオン注射の治療を行うのは「危ない」と感じ、警鐘を鳴らしたかったのではないかとも考えられます。また、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)も、消費者に対して「潜在的に重大な安全上のリスク(a potentially significant safety risk)」をもたらすとしています。このようにFDAが承認していない製剤が使われているため、米国では「危険性が高い」と考えられているようですね。
経口製剤ではなく、わざわざ点滴投与する意味がわかりません。「『点滴の方が効果的』と考える患者さんが多そうだから」「点滴の方が高い値段をつけられるから」といった、美容クリニック側のよこしまな動機が働いているとしか思えません。
サプリのグルタチオン(口径)についても反対意見を述べています。流行りのレポソームにも否定的でした。
経口のグルタチオンについては美白効果があったとする臨床研究が少ないながらあります。ただし、研究の質はあまり高くなく、本当に効果があるかどうかは確定的ではありません。また、どれぐらいの量をどれぐらいの期間摂取すればいいのかも一定の見解はありません。うがった見方をすると、サプリを売りたいメーカー側が、小規模な臨床研究を行い、たまたま良い結果が出たものだけを発表した可能性も否定できません。
反対意見③
海外の反対意見をまとめた美容経済新聞の記事がこちらです。英国、米国、フィリピンで非経口グルタチオン(注射)に警告が発表されているそうです。
アメリカFDAの日本語ページがありました↓
気になった意見
グルタチオン点滴のことではないけれど、ちょっと気になったニュース記事がこちら。ビタミンなど抗酸化物質はとりすぎると心臓にダメージを与えるほか、骨格筋量の減少にもつながるおそれが研究で示されたそうです。体の酸化還元バランスが崩れるんだとか。グルタチオンも抗酸化物質になると思うので要注意です!!
抗酸化物質、摂り過ぎは有害のおそれ:世界の最新健康・栄養ニュース
グルタチオン点滴(白玉点滴)のまとめ
●美容クリニックは、アンチエイジング(抗酸化効果)や美白効果があると言っているけど 、グルタチオン点滴の有効性/安全性の医学的根拠はない。
●口径グルタチオンには有効性を示す研究結果が少しあるけれど、研究の質がよくなく、信用できない。
●非口径グルタチオン(点滴や注射)は英国、米国(FDA)、フィリピン(フィリピン皮膚科学協会)で警告が出ている。
●原価57円程度。美容クリニックにとっては金のなる木
美容業界は資生堂など大手であっても「飲む日焼け止め」や「飲むプラセンタ」など、効き目がほぼないものを、あたかもあるかのように広告して売っているので、これもその類なのではと感じました。(美容サプリ系はほぼ眉唾なイメージ)
効くかどうかよくわからないものが、さらに、飲むよりリスクが高い『注射』な上に、週に1、2回も打たないといけなくて、値段だってバカにならない!
....ちょっと、恐いかな。
なので、私はグルタチオン点滴はやめよう!と思います。
皆さんはどう判断しますか?
最後に、お茶目なジェニロペ様♪
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